日帰りでカウアイ島へ行ってきました。 カウアイ島はハワイ諸島の最北端に位置している、火山活動によって形成された島で、一番古いと言われています。リロ&スティッチのリロはこの島に住んでいる設定になっていますよ。
ついてすぐ見えたのは。山の稜線が、巨人が眠っている姿に似ていることから名付けられたスリーピングジャイアント。
昔、敵の来襲にあわてたメネフネ族(伝説の小人)が巨人に応援を頼もうとした。巨人は眠っていたので起こそうと、メネフネたちが石を投げつけたところ、巨人に当たって跳ね返り、敵を打ちのめしてしまったとか。メネフネたちが巨人のところに行くと、彼もまた投げられた石を飲み込んで死んでいたという伝説があります。以来ずっとそこに眠っているそうです。
そうだなぁ・・・カウアイ島でみんながピンと来る地域はハナレイかな。いろいろな曲で出てくる地域です。今回は日帰りなのでハナレイにはいけませんでしたが、ガーデンアイランドと呼ばれている島なので、自然を楽しんできます。
オアフ島のホノルル空港から、カウアイ島のリフエ空港まで飛行機で30分ほどです。この日は天気が悪く見渡しが残念でした。
空港に着いたら結構年配のおばちゃんガイドが待ってまして、言われるままバスに乗りますと、そのおばちゃんガイドさんがマイクを颯爽と付け、運転手兼案内をはじめました。 何かぶつぶつを話をし続けます。カウアイ島とは関係ない話が半分で、ほとんど眠ってしまいました。観客の反応関係無しで話し続けるのはすごいなとは思いましたが・・・本当に10秒と沈黙の時間がないんだから!大げさに言ってないですよ!!

最初に降りた場所はどこなのかよくわかりませんが、オパカ滝が見えました。

次はワイルア川で寡黙な船長さんの運転するボートに乗ります。20分くらいの乗車時間ですが、ハワイアンバンドが一緒に乗っていまして、フラも少し見れました。途中でフキラウをみんなでエクササイズ代わりに踊りましたよ。ここの日本語で案内してくれる人もかなりのおばちゃん。サングラスはめてファンキーでしたが、口調はバスのガイドさんと同じで、ひたすら話し続ける・・・
着いたところはシダの洞窟。溶岩が流れ出てできた洞窟の全面をシダに覆われた神秘的な洞窟、のはずなんですが、シダがほとんどありませんでした。王族の結婚式が行われていたことから神聖な場所であるとされ、2人でここを訪れると幸せになれるという言い伝えがあります。
今でもたくさんの人が結婚式を行っています。ここで結婚すると別れないとも言われているらしいんですが、日本人の水谷豊も結婚式をしているらしく信憑性は・・・


バンドさんがハワイアンウエディングソングをハワイ語で歌ってくれました。
ボートからは本格的なカヌーの練習風景や
カヌーツアーのお客さんが見えます。

ランチはマリオットホテルで、肉と魚とマカロニ・・・。ツアー内容にはブッフェランチと書いてありましたが・・・

見てください、ビーチに立つ立派なマンゴーツリー。海風が本当に気持ちよかったので、お昼寝します。
さすが高級ホテル、ソファーもハンモックもビーチチェアも使い放題でした。あ~1日ここにいたい・・・。もうどこにも行かなくていいから帰りに迎えにきて~って思いました。
そんなわけにもいかず、再びおばちゃんトークに浸ります。ほぼ全員熟睡してました。 いろいろ植物なども紹介してくれてるのですが、天気が悪く時々雨が降るので、バスの窓は汚く、とても写真を撮ることはできませんでした。
山道をぐんぐん上り、次に着いたのはワイメア渓谷。「太平洋のグランド・キャニオン」と称される所です。島の中心に位置するワイアレアレ山の熱帯雨林に降った雨が数百万年かけて溶岩台地を浸食し、グランド・キャニオンのような地形となったといわれています。標高1115mくらい、周囲には野生のブタやニワトリなども多くいるようです。
カウアイ島の土はとても赤く、雨などが降ると川の水は真っ赤になります。カウアイ島だけではなくハワイ諸島の赤土レッドダートで染めたTシャツなどもお土産にありますよ。
次に行ったのはポイプ潮吹き穴。波を読める友人の言うがままシャッターチャンスを待つのですが、なかなかうまく取れないので、ビデオでお楽しみください。
あとはお土産やさんに連れて行かれました。でも時間がほとんど無く、あっという間に帰りの飛行機。予定では9時にホノルル着の予定でしたが、6時に帰りました。これってツアー会社の横暴で??日帰りなんだからもっとゆっくりすごさせてほしかったわ。やっぱりツアー会社は使わなくてもよかったかなぁ・・・。ワイキキと違ってここなら絶対運転できる!次はゆっくり自分で行こう。
おっと、これを忘れてはいけませんね。カイルアチキンです。本当にどこにでもいました。ひよこが可愛い・・・